ゲーム制作にバグはつきもの?バグを生まないテストプレイの手順!
バグ。それはゲーム制作には常につきまとう物。
まさに湧いてくる虫のように逃られぬ物。
はい。ゲーム制作者の永遠の悩みですね。
私もこの度「DeCrescent」を公開させて頂いたのですが・・・
出るわでるわのバグの嵐。
テストプレイにはかなり時間をかけたつもりだったんですけどね・・・
と、いう事で!
バグを残して公開してしまい、そこから勉強した事を元に
バグを残さないテストプレイの手順をお伝えしていきますー!
イベント、シーンごとにテスト
第一ステップはシーンごと、またはイベントごとに区切ってテスト。
ゲーム全体が完成しなくても
シーンやイベントが出来上がるごとに確認しておくと吉です。
テキストの誤字脱字、キャラクターの動きなどの
そのシーンやイベント内で完結する部分の動作を主に確認する作業ですね。
制作に相当慣れた人でもなければこの時点で
かなりの量の不具合が見つかる事となると思います。
この工程を飛ばしていきなり全体通してのテストプレイをしてしまうと
積み重なったバグを一気に修正する羽目になってしまうので注意。
全体通してのテスト
イベントごとのバグを修正しながらついに完成!
となった後は全体通してのテストです。
制作者が1プレイヤーとして実際にプレイしてみる感じですね。
バグがあった際の修正のタイミングは複数あり、
- すぐに修正せず一旦メモして、プレイ終了後に修正
- セーブして中断し、修正してからプレイ再開
のどちらかが多数になるかと。
修正後のデータとセーブデータの
互換性が無い場合は必然的に前者になります。
もしゲームが進行不可能になるバグがあると
公開した時にプレイヤーさんに迷惑をかけてしまうので
その部分には特に気を遣いましょう!
テストプレイ時に進行不可能になる可能性は十分に存在するので
こまめにセーブしながらテストすると労力が少なくて済みますよ!
イレギュラーな部分のテスト
ここまでであらかたバグは取れました。
普通にプレイするぶんには
大体問題なくプレイできる所まで来ました。
ですが!
実はまだ大量のバグが潜んでいます!
現に私はこの工程が甘かったばかりに
10個を超えるバグの報告を頂くこととなりました。
これらのバグを見つけるためには
少しイレギュラーな事をしなくてはなりません。
それは
通常のプレイでは行わないような進め方をする事。
- ストーリー上進む道を外れ、別の道を行く
- イベントを起こす順番を変えてみる(プレイ中に順番を変えられる場合に限る)
- あまり使わないであろうアイテムを使ってみる(本当に使わないなら削除も検討)
- あまり発生しないイベントを起こしてみる
などなど。
私が残してしまったバグの殆どは1.の
「ストーリー上進む道を外れ、別の道を行く」でした。
1度しか起きないはずのイベントが再度起きたり、
消すはずのイベントが残ってたり。
「取り残したアイテムがあって~」とか
「もうちょっとレベル上げたくて~」とかで
ストーリー上進むべき道と違うほうへ行く事は少なくないです。
そういった時にバグが起きないよう、
色々な場面を想定してテストしましょう!
アナタのバグはどんなタイプでしたか? バグ大全もどうぞ!
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